口臭外来では約1時間かけて10種類以上の検査を行います。
このページでは口臭外来の機械検査について詳しく紹介していきます。
口臭の主要原因である揮発性硫黄化合物を「硫化水素」「ジメチルサルファイド」「メチルメルカプタン」3つのガスに分類し、それぞれの濃度を測定することができます。
この3種類のガスを主に各機械で測定し、精度を高めていきます。
揮発性硫黄化合物「硫化水素」「メチルメルカプタン」を測定します。高感度専用センサーを採用。周囲の影響を受けずに高精度なガス分析が可能です。
この機械では、口腔内ガスのみならず、鼻腔ガス・呼気ガスも測定していきます。
揮発性硫黄化合物を測定します。
専用マウスピースにはフィルターが入っているため、揮発性硫黄化合物以外の影響を受けにくく作られています。
この機械では低い数値(おおよそ平均値以下)は測定できないのですが、揮発性硫黄化合物の濃度が高く検出される患者様の測定結果の精度を上げるために補助的に測定しています。
この機械は、可燃性ガス成分をすべて検出します。
そのにおいが「いいにおい」か「嫌なにおい」かどうかの判別は付けずに、においがあるか無いかを数値化する機械です。芳香剤などの「いいにおい」を近づけても、においとしてのレベル数値は高い結果になります。
この機械では、口腔内ガス・鼻腔ガス・呼気ガス、また
唾液臭気も測定します。
尿素を使って、口腔内のすべての嫌気性菌を活動させることによりアンモニアガスが発生します。そのアンモニアガスをアテインで測定することで最大の口臭発生量が予測可能です。
生理的口臭症の場合、常に口臭を自覚しているわけではなく、口臭があったりなかったり、という状態を繰り返しています。
そのため検査時には口臭ガスが検出されない場合があります。しかしこの機械を用いることで、「口臭がない」状態でも、「口臭がある」状態を人工的に引き起こし、最大の口臭発生量が予測可能です。
専用の洗口用水でお口をゆすいでいただき、その洗口用水を試験紙に滴下するだけで、唾液を分析してくれる機械です。
唾液中のむし歯菌や白血球の量・唾液の酸性度・緩衝能などを詳細に分析。結果はわかりやすいチャートグラフで表示されます。
唾液は口腔内で温められ、揮発することで「におい」を発生させます。サンプルコンテナー内の精製水は35~37℃と、人間の平均的な体温と同じ水温を維持しています。
採取した唾液を3分以上サンプルコンテナーで恒温することで唾液が揮発し、その患者様の口腔を再現することが可能です。
擬似口腔を作製することで、患者様の口腔内状態を客観的に観察することが可能です。またこちらの機械とB/Bチェッカーを併用し、擬似口腔内の「におい」の数値化も行います。
※右の写真は電源オフ状態のため30.1度となっていますが、検査日には、35~37℃で水温維持させています。
自律神経を測定する機械です。
自律神経失調症は、自律神経のコントロールが不安定になり、動機や息切れ・倦怠感・ほてりなどの様々な症状を引き起こします。口臭の原因にもなります。
そういった内面的な口臭の原因も、精査していきます。
この他にも、唾液量測定や、舌湿度測定・舌圧測定・尿検査などを1時間ほどかけて精密に測定していきます。
ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
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午前 | ○ | ○ | × | ○ | ○ | ○ | × |
午後 | ○ | ○ | × | ○ | ○ | △ | × |
午前: 9:30~13:00
午後:14:30~18:00
△:15:00~18:00
休診日:水曜・ 日曜・祝日